前述の通りスパイアクションもあって、作中でも語られる「冷戦状態・薄氷の上の東西関係」というかなり危ない情勢の中ではあるのですが「仮初めの一家」を演じていてのホームコメディ要素もある為、不思議と危険な雰囲気ばかりを感じず、それでいてロイドが黄昏としてミッションをする際にはやはり東国・西国はまだそういう関係である、ヨルが殺し屋として売国奴を始末という裏稼業が必要であるという現実を突きつけられたり…それでも彼ら3人の日常生活に笑わされたりと不思議な感覚もあった。Official髭男dismや BUMP OF CHICKENなどお馴染みのアーティストが歌う主題歌ミックスナッツ、SOUVENIR…etcに合わせてのオープニング・エンディング映像や物語を彩るBGMもオシャレ、サントラを買うほど好き。特に人の心を読める娘・アーニャの存在はロイドにもヨルにもその能力の存在が備わっているのが分かっていない。そこにジャンプ+から生まれた「正体を隠したままの仮初めの家族」という一癖ある家庭のホームコメディ+スパイアクション物。それを見守り(一部ゆがんだ愛情を持つ弟や同僚も居たり…)取り巻く人々、スパイファミ
レビュー