でも、読み進めるうちに、そんなのどっか行った。裏話たっぷりで興味深い。この本は、洋楽の素晴らしさを、年齢を問わず少しでも興味を持ってほしいと思う克也さんの気持ちにあふれている。・・・とはいえ、税込み2,640円って、高すぎるよ~!! 読みだして、最初はそう思った。第5章はバンド活動、役者など個人の活動について。同じ考えだったのは音楽雑誌の「ミュージック・マガジン」とも。第1章はラジオで洋楽に目覚め、福山から東京に出てきてクラブの司会やディスコDJとなるまで。出演したミュージシャンとのポラロイド写真もいっぱい(小さいけど)。毎週、BSで観る克也さんは、海外情報量の豊富さ、若いミュージシャンへの温かいまなざし、80歳という年齢を全く感じさせない。懐かしく、味わいがある。第2章ではラジオの世界に足を踏み入れる。第3章は、「ベストヒットUSA」。協同企画(キョードー東京)との関係での海外ミュージシャンのスゴい逸話もいろいろ。「警察だぁ~!」とか、まさにそれ(YMOの「増殖」、「SNAKEMAN SHOW [3]」です)。“このミュージシャンはどういう人間なんだ、という情報が大事”、この言葉は、
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