個人的にそういう冷戦状態の中で生きる人々の描写も作品の魅力であり、令和の時代で生まれたホームコメディアニメの究極系だと思います。黄昏とは別に国の為に表と裏の顔を持つが純粋でちょっと不器用な優しい母ヨル。Official髭男dismや BUMP OF CHICKENなどお馴染みのアーティストが歌う主題歌ミックスナッツ、SOUVENIR…etcに合わせてのオープニング・エンディング映像や物語を彩るBGMもオシャレ、サントラを買うほど好き。2023年には早くも2期と劇場版が決定しているので楽しみ。だけど物語の数多くのシーンでこの能力が役立ち、一例として2クール目の序盤のテロリスト編という黄昏が早急な東西平和をと再確認するエピソードでは家族3人が知らず知らずのうちに連携してその中でアーニャもこの能力を使ってテロを防ぐサポートをしていたりと色々なエピソードのスパイスとして上手く使えている。前述の通りスパイアクションもあって、作中でも語られる「冷戦状態・薄氷の上の東西関係」というかなり危ない情勢の中ではあるのですが「仮初めの一家」を演じていてのホームコメディ要素もある為、不思議と危険な雰囲気ばかり
レビュー