どういうことかと言いますと、LOVE DIVEのサウンドはとても巧みではありますが、正直分かりやすさ(盛り上がり)という点でやや欠けるかと思います。分かりやすい例として歌詞「Narcissistic, my god I love it. 서로를 비춘 밤」直後、48〜49秒辺りで鳴るカウベルに注目です。お好きな方をどうぞ。もちろんロッシー音源でもその魅力は十二分に伝わります。明らかに右斜め後ろで鳴っているのが分かるかと思います。音の組み立てが上手いですね。・ROYALカップリング曲。(韓国アイドルに「アルバム」という文化があるかは定かではないですが)また、「敢えて難しい方で攻める」という姿勢も面白いです。「重心の低さ」・「空間表現」がLOVE DIVEの特徴として挙げられますが、楽曲を盛り上げるための高域を足すと二つの特徴が引っ込んでしまう様に思います。IVEは韓国の女性アイドルグループです。その時その時のトレンドを盛り込んだ商業主義に振り切った音楽ジャンル、それがK-POPという認識ですが、一番の魅力は抜群なバランス感覚なのかと思います。前作「ELEVEN」では民族的なパーカッション
レビュー