ああ、このシンデレラってこういう感じなの? と冒頭30分で分からせて来る。何より王子の妹という新キャラの個性が爆発しており、なかなか濃いメンツの仕上がり。・生活を楽にしたいがために価値観を歪めた継母・思ったより意地悪でもなく笑いを誘う義姉たち・自由恋愛を求める王子と抑圧する父王・自らドレスらしき物を制作するも着ることのないシンデレラという感じ。物語は単に童話をなぞっておらず、人物像が変わっていて良い。主人公シンデレラの心情に重ねてカミラ・カベロ「Million To One」(ちょっとしつこい)。聴いたことのある曲がない、という人のほうが少ないのではないか。また、女性が商売をするのは恥ずべきことという価値観が提示されるので、古い価値観との闘争あるいは融和もテーマかも知れない。なかなか面白い選曲だと思う。その期待通り、洗濯物を干していたメンゼルと義姉たちがマドンナ「Material Girl」を熱唱してくれるのだから、なんとも今風にしたって弾けきっている「シンデレラ」である。以上長くなったが、一見の価値ある作品になっているので、気楽に観るのをおすすめする。ここまでで開始24分なのだが、分
DVDは視聴出来たが設定が、、
- by junseiway,
2024-02-22 17:15:18
レビュー